2010/03/29

その他の操作

今回は文書テンプレート以外の機能で、文書作成に必要な操作の紹介を行っていきます。

・ 改ページを挿入する
文章作成中、次のページから文章を書きだしたい時によくやってしまいがちなのが、「連続Enterで次のページまで送る」という操作ですが、この操作を行ってしまうと後から文書の内容が変わり、行ずれが発生すると再修正の手間が発生してしまいます。
次のページから文章を書きだしたい時は、改ページ機能を利用して、後から再修正するような作業は減らしましょう。
改ページの挿入方法は、こちらを参照してください。

・ 異なる向きのページを挿入する
Wordでは、セクションを利用することにより文書内に縦向きページ/横向きページを混在させて文書を作成することが可能です。
多くの図表を含むような文書では縦横ページが混在した文書になることが多いので、操作方法を知らない方は是非覚えておいてください。
異なる向きのページを挿入する方法は、こちらを参照してください。

・ ヘッダー/フッターを編集する
文書タイトルや通しページ等の内容を挿入する用途でよく利用されるヘッダー/フッター。
セクション毎に管理されているヘッダー/フッターは、セクション毎に内容を変えたり、セクション内でも先頭ページのみ別指定する等、詳細な指定が可能です。
ヘッダー/フッターの編集方法は、こちらを参照してください。

・ 図表番号にラベルを登録して利用する
図表の通し番号や図表に対する相互参照を付けるために利用される図表番号ですが、デフォルトで登録されている「図」や「表」以外のラベルも登録して利用することが可能です(例えば「付録」や「Table」等)。
図表番号にラベルを登録して利用する方法は、こちらを参照してください。

・ フィールド更新
フィールドで作成される相互参照や目次等は、参照先の見出しやページ番号を表示しますが、文書の構成やページ数が変化すると表示されている内容が正しくなくなる場合があります。
文書の構成やページ数が変化した後でも正しく表示したい場合に行うのがフィールド更新です。
フィールド更新方法は、こちらを参照してください。

・ 文書プロパティの設定
文書プロパティは、設定したプロパティ情報を後から検索で利用したり、PDF化した際の文書プロパティに用いる等で利用することが可能です。
また、例えば文書を社外等に公開する場合、文書プロパティも同時に公開されるため、誤って公開してはいけない情報が入っていないか等、公開前には必ず確認を行っておきましょう。
文書プロパティの設定方法は、こちらを参照してください。

以上の操作を必要に応じて行い、文書を完成させましょう。

次回は、文書作成の最後にWordファイルのPDF化を行います。

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