続いてアウトラインの構成を考えていきます。考え方は、どのようにアウトラインを表現するかと、アウトラインレベルに割り当てるスタイルをどれにするかです。
例えば、単純にレベルごとに項の桁を増やしてアウトラインを表現する場合は、以下のようなアウトラインとスタイルを設定します。
1. レベル1(見出し 1スタイル) 1.1. レベル2(見出し 2スタイル) 1.1.1. レベル3(見出し 3スタイル) 1.1.1.1. レベル4(見出し 4スタイル) 1.1.1.1.1. レベル5(見出し 5スタイル) 1.1.1.1.1.1. レベル6(見出し 6スタイル) 1.1.1.1.1.1.1. レベル7(見出し 7スタイル) 1.1.1.1.1.1.1.1. レベル8(見出し 8スタイル) 1.1.1.1.1.1.1.1.1. レベル9(見出し 9スタイル) |
本ブログの「レポート作成用」文書テンプレートのアウトラインでは、レベル9まで見出しスタイルで表現すると、項の桁が多すぎて読みづらくなってしまうので、レベル4までは見出しスタイルで表現し、それ以降のレベル5から7は、段落番号スタイルで表現、レベル8から9は使わない設定にします。具体的には、以下のように設定します。
1 レベル1(見出し 1スタイル) 1.1 レベル2(見出し 2スタイル) 1.1.1 レベル3(見出し 3スタイル) 1.1.1.1 レベル4(見出し 4スタイル) 1. レベル5(段落番号スタイル) (1) レベル6(段落番号2スタイル) 1) レベル7(段落番号3スタイル) レベル8(使わない) レベル9(使わない) |
本ブログでは、レベル5から7までに段落番号スタイルを利用して作成しますが、段落番号スタイルを利用する場合、段落番号の表現方法もあわせて決めておきます。今回の場合は、「1.」「(1)」「1)」という形に決めました。
また、段落番号スタイルをアウトラインへ設定すると、上位のレベルに応じて開始番号が決まるので、以下のように表現されるようになります。項ごとに段落番号の開始番号を1から始めたいときは、アウトラインへ段落番号スタイルを設定しましょう。
段落番号をアウトライン化していない場合: 1 見出し1 1.1 見出し 2 1. 段落番号 (1) 段落番号2 2 見出し1 2.1 見出し 2 2. 段落番号 (2) 段落番号2 ※段落番号の開始番号が文書内で引き継ぐ | 段落番号をアウトライン化している場合: 1 見出し1 1.1 見出し 2 1. 段落番号 (1) 段落番号2 2 見出し1 2.1 見出し 2 1. 段落番号 (1) 段落番号2 ※段落番号の開始番号が上位のレベルに応じて決まる |
次回は、これまで考えた利用するスタイルとアウトライン構成を使って、文書テンプレートのスタイル設定を行います。
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