2010/04/10

Authoring Proを利用したヘッダー/フッターの編集とコピー

Authoring Proを利用してヘッダー/フッターの編集とコピーを行います。

1. ヘッダー/フッターの編集
ヘッダー/フッターを編集するでも紹介しましたが、Authoring Proでも同様の操作が行えます。

設定方法:
1) ヘッダー/フッターを編集したいセクションへ移動し、図 1の赤枠からヘッダーの編集もしくはフッターの編集を選択します。
図 1

2) ヘッダーもしくはフッターの編集が行えます(図 2)。
図 2

2. ヘッダー/フッターのコピー
Authoring Proでは、ヘッダー/フッターのコピーを行うことができます。
コピー方法は、セクション1のヘッダー/フッター情報が元となり、以降のセクションへ同様の情報がコピーされます。コピーの際、コピー方法を指定することが可能となっており、コピー先をセクション1のヘッダー/フッターが存在する場所にコピーするのか、以降のセクションのヘッダー/フッター位置へそのままコピーするのか指定します。
コピー先をセクション1のヘッダー/フッターが存在する場所に指定した場合、例えば縦横ページが混在している文書でも、ヘッダー/フッター情報は全てのページにおいて同じ位置に表示されます。

設定方法:
・ コピー先をセクション1のヘッダー/フッターが存在する場所に指定する場合
1) 図 3の赤枠からヘッダー/フッターのコピーを選択します。
図 3

2) ヘッダー/フッターのコピー方法選択から「印刷時に同じ位置に表示されるようにコピーする」を指定します(図 4の赤枠)。
図 4

3) ヘッダー/フッターのコピーが行われ、終了するとメッセージが表示されます(図 5)。
図 5

4) セクション1のヘッダー/フッターが存在する場所にコピーされます。
図 6はセクション1が縦ページのため、横ページセクションに対しても縦ページと同じ位置(図 6の赤枠)にコピーされた例。
図 6

なお、セクション1が横ページの場合、縦ページセクションに対して横ページと同じ位置にコピーされます。

・ コピー先を以降のセクションのヘッダー/フッター位置へそのままコピーする場合
1) 図 7の赤枠からヘッダー/フッターのコピーを選択します。
図 7

2) ヘッダー/フッターのコピー方法選択から「そのままコピーする」を指定します(図 8の赤枠)。
図 8

3) ヘッダー/フッターのコピーが行われ、セクション1のヘッダー/フッターが以降のセクションのヘッダー/フッターへそのままコピーされます(図 9の赤枠)。
図 9

このように、Authoring Proを利用すればヘッダー/フッターのコピーが容易に行え、手作業よりも正確で効率的に設定できます。
なお、ヘッダー/フッターのコピーにはいくつか利用制限があります。詳細については、Authoring Pro ユーザーマニュアルを参照してください。
以上で、Authoring Proを利用したヘッダー/フッターの編集とコピーは終了です。
次回は、Authoring Proを利用した改ページを説明します。

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